この時期といえば、ポインセチア
11月に発表
今年の税理士試験の結果発表は、11月30日に行われました。
30日とはいえ「11月に」、というのは驚きです。
私が受験していた頃は、結果発表は12月20日頃。
サンタが結果を持ってきて、クリスマスが楽しいか否かが決まる・・
遠い昔のお話です。
結果発表を見ると
試験ではありますが、学校の試験のように採点された答案が返ってくるわけではありません。
◯か✕か、結果が返ってくるのみです。
国家試験ということもあり、単純な○×ではなく、資格制度という部分も考えられているようです。
合格率が大きく変化しないことも、その一つの表れです。
合格者数がある程度の水準に保たれるよう、配点等が調整されているといいます。
調整されていなければ、合格者がゼロだったり、合格率が90%になることがあってもいいはずですが、今までそうなったことはありません。
最近の傾向としては、なり手が減り気味の資格なので、
・合格者数を少し増やしているとか、
・若い人の合格率を増やしているとか、
そんな話も聞かれます。
今回も、
・受験者数が昨年対比で3割弱増加、合格率も増加
・25歳以下の合格率が、全年代で比較して一番多い
そんな傾向が見て取れます。
資格取得はスタートライン
資格は「足の裏に付いた米粒」と揶揄されることがあります。
そのこころは、
「取らないと食えないが、取っても食えない」
税理士に与えられている独占業務を行うためには、税理士資格が必要です。
だから、資格は取らなければならない。
でも、資格を取ったからと言ってメシが食えるか、と言われればそれはまた別の話。
資格があるということで、若干のアドバンテージはありますが、税理士も商売。
黙っていてもお客さんは来ません。
そこは意識しつつも、早く資格を取って、独立して、メシ食っていきましょう。
私は資格を取った方には、独立をおすすめしています。
よくも悪くも自分の責任で生きていくことは、とても楽しいことなので。
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