簡易にするために必要な11個のチェック

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扶養控除等申告書

決まりでは、その年の最初の給与の支払いを受ける日の前日までに、出すべき扶養控除等申告書。

税制が複雑すぎて、1枚(の片面)では項目が書ききれないぐらいのボリュームです。
そして記入欄はどんどん小さくなり、顕微鏡で見ないと見えないぐらいになっています。

そこで、前年と変更がなければ、令和7年から「簡易な申告書」でもよいことになりました。

具体的に「簡易な申告書」という書類があるわけではなく、こんなふうに、今までの扶養控除等申告書に必要最低限の簡単な記載でいいよ、となっています。

簡記(簡単な記載)と言ったほうがいいかもしれません。

7年分から簡易な記載でもいいですが・・

「簡易な申告書」でもよいとはなっていますが、そうするためには次の11個の関門があります。
1つでも該当したら、簡易な申告書は出せません。

読む気もしないのですが、これを社員側で確認して、OKなら簡易な申告書で行けます。

しかしここでは終わりません。

これを提出された側(会社)もチェックしなければなりません。
そして、もし「簡易な申告書」ではダメだった場合、今まで通りの扶養控除等申告書を出してもらわなければならなくなります。

これなら今まで通りでいいのでは・・・

やはり年末調整は

賛否両論ありますが、私は年末調整廃止に賛成です。
少なくとも、会社(の経理や総務の方々)がやることではないと思います。

個人や税務署に負担は行くでしょうが、それでいいと思います。
特に個人は自分事になるので、税に対する関心がより高くなるでしょう。

制度が複雑なので、間違えやすいかもしれません。
なんでこんなに複雑なの?と疑問を持って意見する力も必要です。

その矛先は正しく国(税務署)に向くためにも、やっぱり年末調整はやめたほうがいいと思います。

あー、また税金の話になってしまった。

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