高齢者の方の肺炎球菌感染症予防のための定期接種についてのチラシです。
高齢者の方の肺炎を予防する取り組みとして、5年(5歳)ごとに区切って、ワクチン接種の機会を設けているものです。
と・こ・ろ・が、、、
よく見るとこれ、お役所仕事の最たるもの。
お役所の本領発揮というぐらい、呆れてしまいました。
普通にこれを見れば、公費で助成するし、65歳とか、70歳とか、キリのいい年齢のときならわかりやすいし、接種推奨にもいいと思ったのでしょう。
が、しかし、
・年度ごとに区切られている
・年齢も「年度」を基準にし、日付の定義も「厳密に」法律を遵守しています
確かに、お役所は年度単位で仕事をしています。
年齢の数え方も法律に則れば、表記の通りです。正しいです。
でもね、多くの人は「今年(28年)はあなた何歳?」という問いには、28年1月1日から28年12月31日までの誕生日で、何歳になるかを考えますよね。
しかも「年」と「年度」は普通そんなに意識していません。
昭和26年3月1日生まれの方がお医者さんの窓口に行って、「私は今年65歳なので予防接種を・・」といっても、公費助成の対象になりません。
公費助成で接種の場合には70歳まで待たなければなりません。
接種を推奨するのなら、その辺は少し考えたほうがいいのでは?
と思ったのでした。